四国歩き遍路 H18年12月29日〜H19年1月2日

 徳島県 … 阿波ノ国 『発心の道場』
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NHKの趣味悠々で、「四国八十八ヶ所、初めてのお遍路」を放映していました。
追い討ちをかけるようにNHKドラマウォーカーズで「迷子の大人たち」四国遍路の放映もありました。
それを見たパパさんが行きたいって言い出し…もっと数年先でいいのじゃない?と突っぱねていました。

所が、あるきっかけがあり、それで行ってみようかな〜の気持ちになりました。
行くからには歩いて正式なお参りをしたい。それが今回の歩き遍路のきっかけです。
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札所一番・札所二番 12月29日(金)曇


秩父5:50〜品川「のぞみ」8:20〜新神戸11:10-高速バス11:20〜徳島13:30-13:54〜板東駅14:10

板東駅14:12〜(1km)〜1番…霊山寺着14:23−発15:46〜(1.4km)〜2番…極楽寺着16:00

☆ 一日目 歩行タイム 1時間48分(参拝時間を含む)  約2.4キロ☆
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一番の特急に乗り秩父を出発します。今日は移動だけで終わりそう。
荷物は4日分詰め込みました。重いなぁ〜
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秩父を出発します
朝一の特急
品川から「のぞみ」
朝食です
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今回は山でないため、食料は何処でも手に入ります。行動食だけ用意しての出発になりました。
新幹線「のぞみ」は娘が小学6年の時二人で京都まで行きました。そんなことを思い出しながら乗り込みます。
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名古屋から京都間
まだ雪が(^^;;
ここで高速バスに
のぞみです
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車窓から風景を眺めていたら、突然雪景色になりました。わっ四国は大丈夫なのかしら?
新神戸にて高速バスに乗り換えます。むむっ布引滝徒歩25分が目に留まりました。でもバスは数分後に出発です。
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高速バスに
穏やかな海
かの有名な渦潮
徳島駅
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高速バスからは海が見えました。おお〜久しぶりと変わり行く眺めは飽きることはありません。
かの有名な渦潮も見えました。そこだけ荒々しく渦が巻いており、洗濯機名に使われたのは納得できますねぇ。
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ワンマンカーです
徳島の駅弁
↑ポインター ぺろり
板東駅
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徳島駅にて駅弁を買い板東駅に向かいます。美味しいわねぇと一つも残さず食べました。
この電車はワンマンカーで、自分でドアを開けます。私の腕力じゃ開かないとチョット力を加えたら軽く開きました。
板東駅で下り、写真を撮っていたら、電車の運転手さんが駆け寄って来ました。
無人駅のワンマンカーなので、キップを渡さないと電車が出発できなかったのでした。ごめんなさいと慌てて渡しました。
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札所1番…霊山寺
(りょうぜんじ)
一式 二人で32000円也
早速 遍路姿に(^^;;
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板東駅から一番寺へと向かいました。一番寺で遍路さん姿一式を買いました。私のリュックは大きかったので
笠を被るとぶつかるため省きました。一番寺で手順を教えていただきます。

お寺の山門で一礼し、山門に仁王様がいたら左に一礼、右にも一礼、その後水屋にてお清めをします。
まず左手を洗い、柄杓を持ち替えて右手を洗います。次に左手に水を注ぎ口をすすぎます。
次は鐘をつきますが、禁止している所もあるので、わたし達は省きました。

その後は、本堂に向かいロウソクとお線香3本を立て、納め札(住所と名前記入)を納札箱におさめます。
これは名刺と同じなので本堂に向けます。その後お賽銭をあげてから経読します。
お賽銭のマナーは投げてはいけません。利き手でない手にお賽銭を乗せ、手のひらを本堂の向け静かにあげます。
この手順を大師堂でも繰り返し、納経所で朱印(300円)を押してもらい、お姿を頂きます。
最後に門をでて一礼します。一通りで20分はかかるかな〜
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札所2番…極楽寺
(ごくらくじ)
石段を登ります
本堂へ
立派な杉
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次は本日の宿坊である二番寺に向かいますが、一番寺の写真を撮り忘れたので途中で引き返しました(^^;;

二番寺には立派な長命杉があります。お寺に訪れた方はこの偉大さに目を奪われるでしょうね。
そして長い間、時の流れを見つめてきたんだと心をこめて一礼しました。
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12畳の部屋2人だけでした
宿坊の夕食
今夜は5名だけ
そして12月30日へ
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本日の泊まりお遍路さんは5名でした。鳥取から来た30歳の単独男性と愛知から来た親子でした。
何処から来ましたか?から始まり色々な話をしました。お遍路に来たきっかけや翌日のやどなどね。

まだまだ話していたかったのですが、そろそろ片付けたいのでと追い出されてしまいました。
そして明日は6時から本堂でお勤めがあるので、どうぞ〜と言われました。
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☆ 知っておきたい遍路用語 ☆

◎ 同行二人(どうぎょうににん)…四国遍路の精神を表す考え方で、弘法大師と共に歩いているという意味。
◎ お接待(おせったい)…遍路道を歩くお遍路さんに対して地元の人が「お接待」と言って飲食物やお金、
             時には一夜の宿を提供してくれる風習。自分に代わって遠方の札所へお参りしてほしい
             という無償の行為なので、申し出られたら遠慮せずに断らないのがマナーのようです。

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