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☆ ☆ ☆ ここ数年尾瀬に通ってますが、まだ訪れたことは有りませんでした。
キンコウカが咲くこの時期に行くことにしました。
気になるお天気は、曇りで眺めは期待してませんでしたが、アヤメ平からは至仏山も燧ヶ岳も綺麗に見えました。
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鳩待峠8:35…横田代9:33-40…中原山(1968m)10:25…アヤメ平10:35-45…富士見田代10:53-富士見小屋-富士見田代11:10
…中間点11:45…竜宮十字路12:34-昼食出発13:00…牛首13:35…山の鼻14:12…鳩待峠15:00 |
☆ コースタイム 6時間25分 ☆ |
☆ ☆ ☆ 登山口は鳩待山荘とトイレの中間にあります。
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今日のお天気
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((((=・o・)ノゴーゴー♪
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富士見峠まで3時間
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最初はやや急坂
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登り始めは広めの道で少しだけ急坂。あとは緩やかな登りになっています。そこを過ぎると木道が出てきました。
しばらく樹林帯を歩き、すれ違う人も数人で、静かな道です。
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何か見つけた?
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ギンリョウソウがいっぱい
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樹林帯を抜けます
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横田代
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☆ ☆ ☆ お花はゴゼンタチバナやギンリョウソウの大株を見ました。
目の前がパッと開け横田代の草原地帯にでました。清々しくて気持ちよいです。
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キスゲと木道です
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振り返ると至仏山が
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中原
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笠ヶ岳が見えます
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そこを過ぎるとまた笹が出てきます。ゴゼンタチバナが良い時期でした。 ☆
更に進むと広い草原地帯に出ました。ここも眺めが良いです。振り返ると至仏山が大きく見え、原とは違った山容が新鮮です。
足下には少ないですがワタスゲやチングルマの穂が見られます。
キンコウカやタテヤマリンドウも咲きニッコウキスゲはチラホラ程度でした。
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笹道や木が出てきますがうっとうしさはありません。いったん下り軽い登りになります。
その先にベンチが有るので一休みしました。笠ヶ岳も良く見えます。
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オノエラン?
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中原山頂(^^)v
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ゴゼンタチバナ
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チングルマの穂
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ふとベンチ脇を見ると白いお花が咲いています。葉はムシトリスミレに似てますが、花は違うなぁ〜
撮りますが、小さいので大変です。木道に腰を下ろした姿は、通過した外人さんからは不思議に思われたことでしょう。 ☆
先へ進むと、ピークがあるのですね。中原山(1968m)でした。早速(^^)v
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アヤメ平到着
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気持ちよい眺め
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湿原の植生復元
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キンコウカ
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☆ ☆ ☆
間もなくアヤメ平に到着しました。広々として行く先には燧ヶ岳がよく見えます。
アヤメ平と名が付いてますが、アヤメが沢山咲いているわけではありません。
ここにはキンコウカがたくさん生育してますがキンコウカの葉をアヤメの葉と勘違いしてアヤメ平と名が付いたそうです。
アヤメがたくさん見られると思うのは私だけでは無いかもしれませんね。
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↑アヤメ平 (^^)v
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富士見田代…この池はきれいでした
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富士見小屋
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木道から燧ケ岳
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ハクサンチドリ
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更に進んでいきます。道から谷の眺めは圧倒…広葉樹なので秋には紅葉が良いでしょうね。
☆ 分岐点につきました。ここから富士見小屋は近いのでそちら方面へ向かいます。
その前に、分岐から池が見えたので立ち寄ります。うっ…池は思ったよりも大きく燧ヶ岳が見え綺麗です。
貸し切りでその眺めを楽しみました。 ☆
富士見小屋はハイカーが数組でとても静かです。バイオトイレ(100円)を利用しました。
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このような道を
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ヤマブキショウマ
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急な木道
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ここは急坂です
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分岐まで戻り長沢新道を下ります。この道は大変だと聞いているので心して行かないとです。 木道が切れると、急坂になっています。 木の根が張りだしたり石の段は慣れていない人には辛い部分があるかもしれません。 それでも時々、階段など現れるとホッとします。
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沢を渡ります
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刻み文字が(ー'`ー;)ムムッ
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この先は竜宮十字路
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ランチにします
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大変な道を下ると歩きやすい樹林帯になります。ブナの木に彫り込みが有るのが目に留まりました。
日時を見ると、1950年や昭和32年あたりに付けられたものでした。
50年以上も経つのに、この大きさなんだと成長の遅さにビックリします。林業で生計をたてるのは大変ですね。
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見慣れた風景が現れました。竜宮十字路…ここでランチタイムにします。
夏休みとあって、小学生連れの家族が多いですね。
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↑コバギボウシ
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いつもの撮影ポイント
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ミズチドリ
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トキソウ
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食事も済み歩いていくとポツポツと音がしてきました。雨?ポンチョを出します。牛首辺りから雨が強く降り出しました。
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ヒツジグサがいっぱい
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大雨です
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オオマルバノホロシ
別名…オゼナス
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アザミがキレイ
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途中にお花が咲いているのですが…カメラを濡らす覚悟で何枚かとりました。
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山の鼻に到着
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テント場は濡れてるぞ〜
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お疲れ様
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途中でパチリ
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山の鼻で小降りになりましたが、そのまま鳩待峠へと向かいます。鳩待峠ではタクシー待ちの行列が出来ていました。
パパさんに最後尾に並んでもらい、ジェラートを買いに走ります。今回は嬉しい特典がありました(^^)v |
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チョットだけアヤメ平のお話
昭和30年代は尾瀬ブームで多くのハイカーがアヤメ平へ訪れていました。そのころは木道の整備が不十分で、ハイカーは湿原の植物の上を
踏みつけて歩いていました。今では考えられない事ですね。踏みつけられた植物は枯れて泥炭がむき出しになり、裸地化してしまいました。
泥炭の流出を防ぐため、木材を斜面に敷いたり、ミタケスゲの種子を裸地にまいたりしているようです。
原を歩いているとたまに湿原に入っている人を見かけます。コラーと注意する方もいますが、ミタケスゲの種子を採取している姿でした。
少しずつ回復が進んでますが、これを復元するには長い年月がかかりそうです。
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