安達太良山(1700m)9月13日(木)晴

(日本百名山 福島県 二本松市)
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この時期は、お花は終盤で、紅葉には早く中途半端です。それでもお天気が良いのと、ETCの利用でどこかへ行けそう…
ネットで色々調べ、これだったら仮眠を取りながら行けるかな?でここ数回、出向いている東北方面へ行くことに決めました
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ゴンドラ山頂駅登山口8:55…仙女平分岐9:22…山頂9:57-10:08…矢筈森分岐10:40…鉄山11:03-15…矢筈森分岐11:35-昼食出発11:56
…峰ノ辻分岐12:07…くろがね小屋12:32-40…勢至平分岐13:00…烏川橋13:40…遊歩道…駐車場14:05
☆ コースタイム 5時間 10分☆ 
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現地の駐車場へ向かったら、青空に映えた山がとても綺麗です。
これが智恵子の言った、ほんとの空なのかなぁ〜♪
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運転しながらパチリ(^^;;
ほんとの空です♪
駐車場まで雲海が
コスモス畑
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駐車場へ着いたけど、ゴンドラの出発まで時間があります。
振り返ったら、押し寄せてきそうな雲海が見えました。ウッ凄いです。しばらく見てました。

支度をし隣の車の方にコースを尋ねてみました。親切に説明をしていただき、ゴンドラを利用したコースを勧められました。
そして、仲間の人とこそこそと話しながら、私にゴンドラの割引券を下さいました。
その好意がとても嬉しかったです。お礼を言い、ゴンドラ乗り場まで行きます。
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乗ったゴンドラ900円だけど
割引で片道 800円
(*゜。゜)ホーーッ!!
同行のおじいちゃん
少しだけ
ナナカマドの紅葉
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出発まで、うろうろしていたら、76歳のおじいちゃんが話しかけてきて 何となくご一緒していました。
山頂駅を下りたら、皇太子様雅子様が登った山だと説明を受け、その証も見ました。
それで登山道が整備されているのですね。なだらかな木道は、石楠花のトンネルなどで覆われとても楽に歩けます。

少しずつ坂になると、おじいちゃんの息が荒くなってきました。
大変だから説明をしなくて良いのに何だか張り切っている様子、うなずきながら後を着いていきました。
途中でいよいよ息切れのピークになり、休憩するので先に行ってと…お礼を言い先を急ぎます。

このおじいちゃんの雰囲気はどこかで味わったことがあります。
そうそう、塔ノ岳で、えーちゃんの帽子を拾ってくれた人に似ているんだ♪
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綺麗な青空
オヤマリンドウに癒されます
ずっと登りです
随所に案内が
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歩いていくといつの間にか木道は無くなり、岩がゴロゴロの登山道に変わって来ました。
視界を遮る木も無くなってきたので、眺めが良くなりました。
道標や、岩のペンキはあちらこちらにあるので迷うことはありません。ここで単独男性に追い越されます。
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山頂です
 最高地点まで登ります
↑クサリがあるわね。タッチ
↑山頂と(^^)v
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間もなく、山頂の標識まで来ました。思ったよりも早く着きました。この上が、乳首と言われ最高地点になります。
先ほどのおじいちゃんから、あそこは狭いのと道が危ないので、登らない方が良いと言われたのですが、
先を歩いていた男性が向かうので登ります。久しぶりに、クサリなんて見ちゃいました♪

最高地点からの眺めは素晴らしいです。360度を見渡せ、磐梯山がはっきりくっきり見えます。
ここで数名の方と、どこから来たのかの話になり山の話で盛り上がりました。
安達太良山の標高は分かりやすいけど、磐梯山の標高の覚え方は1819m=イチハヤク登ろうと聞きました。
他には、18、19、二十歳になれない磐梯山など…へぇ〜でした。それではお先にと、下山方向へ進みます。
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登山道の様子が変わります
沼ノ平…有毒ガスで立ち入り禁止です
鉄山へ向かいます
牛の背
チョット急坂
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分岐地点で数名の方と地図を見ながら、位置の確認をします。そして目の前に見える沼ノ平…大迫力で言葉が出ません。
昔は登山道でしたが、亜硫酸ガス(と言ってたかな?)で数人亡くなったため現在は通行止めになってます。
そして、たまに動物が迷い込み、ガスで哀れな姿になったりするようです。

ここで、先ほどのおじいちゃんが追いつき、見える山と湖の説明をしてくれました。
檜原湖だと見ていたのは違っていました(^_^;そして吾妻山は鉄山に登れば良く見えるようです。

そのまま下山の予定でしたが、単独同士の男性二人の方が鉄山に登るとの事
おじいちゃんは下山するのでどちらにしようか迷いましたが、折角だから二人に着いていきます。一人じゃ登らないなぁ〜
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三人で味見(^^;;スッパイ
シラタマの木の実かわいい
四等三角点にタッチ
↑ そして山頂 v(^^)
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鉄山は名のイメージ通り、黒っぽい岩肌です。急坂を登り巻いていくと山頂に着きました。ここも素晴らしい眺めです。
少し先に避難小屋が見えました。昔自衛隊の飛行機が落ち、小屋からは今もその残骸が見られるようです。

ここでまたまた山の話で時間を費やしました。
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山頂からの眺め
見える山は、吾妻方面
下山の馬ノ背
綺麗なオヤマリンドウ
ここでランチタイム
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分岐まで戻りランチタイムです。キューリとトマトを差し入れし、飴を頂いたりとなんだかオフ会みたいです♪
目の前を単独の女性が歩いていきます。支度は軽装備だったなぁ〜
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高い位置から水の流れが
良い眺めです
鉄山です。緑が綺麗です。
小屋方面へ
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下山の眺めも良いですね。写真を撮りながらマイペースですが、二人の方は待っていてくれました。感謝♪
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ウサギに見えます♪
くろがね小屋の鐘
くろがね小屋の遠望
温泉管理車
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くろがね小屋にて小休止です。ここで温泉に入れる様ですが、まだ下山があるのでパスします。
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温泉の管理所
アキノキリンソウ
足型のできた急坂
ゴロゴロ岩の道
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下山も終盤になりました。旧道と馬車道の分岐になりますが、旧道を下ります。
この道がくせ者です。粘土質っぽく滑りそう。踏み跡が出来ているのでそこに足を合わせております。
お次は岩が現れ、木の根が張っている道になりました。ここは妙に時間が長く感じました。
一人じゃ不安ですが、ご一緒して頂いた方がいて良かったです。
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根の張った道
時間があるのでこちらを♪
涼しいワァ
湧水…甘いです
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林道にでたので、ホッとしました。橋を渡ったベンチで一休み。ここには『あだたら渓谷遊歩道』の看板がありました。
一周1時間30分だと時間的に厳しいかな〜と思う間もなくこちらに行きましょうだって…(^^;;
仕方ないなぁ〜で、着いて行くと滝がいくつも有るじゃないですか。湧き水もあり美味しかった。
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平骨の橋だったかな?
昇竜の滝
魚止滝
二階滝
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何の事はなく20分ほどで登山口へ着きました。お疲れ様でした&有り難う御座いました。
ご一緒していただいた二人にお礼をのべ、またどこかでばったりなんて事が有ると良いですねとお別れしました。
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ナビさまのおかげでたどり着いた
高速も夕焼けが…走りながら(^^;;
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山頂からv(^^)
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思い立って出かけるには遠かったけど、色々な事を教えていただき有意義な一日でした。
そして登って良かった。紅葉も素晴らしいのでその時期に再訪したいなぁ〜

チョットだけ安達太良山のお話

名前の由来は、古代の製鉄用溶鉱炉の名称であるタタラからきているという説、安達郡の最高峰、すなわち安達太郎からきているとの説

アイヌ語の乳の意味のアタタからきた説などがあります。また、万葉集にも安達太良山が歌われています。



そして高村光太郎の詩集『智恵子抄』で智恵子の有名な言葉、「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、ほんとの空」

空はどこで見ても同じだけど、都会生活に疲労を感じ故郷への郷愁から出たしみじみとした言葉なんだと思わされました。

改めて『智恵子抄』を読んでみたい気持ちに駆られました。


遠くからだと穏やかに見える山も、山頂からの火口を見るととても荒々しい二面性を持った山。紅葉は素晴らしいみたい♪
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