谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳 2009年6月20日(土)晴

谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳 2009年6月20日(土)晴 

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ここの所毎年訪れている谷川岳、秋の天神尾根コースのみでした。
今回はお花を求めて、お初の厳剛新道コースです。山地図のコースタイムを見ると…(^^;;ひぇ〜
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トマの耳1963m ◎オキの耳1977m  ◎一ノ倉岳1974m ◎茂倉岳1977m 

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慰霊塔駐車場6:20…マチガ沢登山口7:00…(巌剛新道コース)…第一見晴7:40…ラクダのコル8:45

肩の小屋10:13-22…トマノ耳10:28-33…オキの耳11:00…一ノ倉岳12:00-5…昼食発12:40…茂倉岳13:05…避難小屋13:15

…矢場の頭14:05…登山口15:15…土樽駅15:48着-18:11発の電車−土合駅18:20…駐車場18:40

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☆ コースタイム 9時間28分(駐車場から土樽駅まで) ☆
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途中でだんべえさん、フタちゃんと合流し谷川岳へと向かいます。
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駐車場
ひぇ〜猿だ(^^;;
車道歩き
((((=・o・)ノゴーゴー♪
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土合駅を通過しスノーシェッドを出て直ぐ右の駐車場に車を止めます。
近くの木の枝が揺れてるな〜と見ていたら猿が数匹遊んでいました。枝がボキっと折れ落ちた猿もいたっけ。

登山口まで車道を歩きます。谷川岳登山指導センターから先は静かな歩きになりました。
途中二ヶ所に西黒尾根登山口がありますが、いきなり急坂で見るからに大変そうです。マチガ沢の登山口からいよいよ♪
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岩ゴロ急坂
オオカメの木
残雪があるのね
マイズルソウ
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足下は岩ゴロ道になっており目が離せません。新緑は綺麗ですが、蒸し暑いですね。おまけに登りづくしです。
オオカメノキやタニウツギ、サラサドウダンなどのお花で癒されました。
やがて「第一見晴」へ到着。雪渓が見え空気が冷たくて気持ちよいです。
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まだまだ急坂は続く
鎖場…登って見下ろす
次はハシゴだ
ナエバキスミレが
お出迎え♪
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ここから先も登りが厳しいです。腿上げ時に全体重+荷物重が足にかかり堪えます。
この岩はどうに越えましょう?手がかりの木がありません。あそこに靴が引っかかるかな?と踏み込み次の足を移動したら
ツルッ、手が万歳になりズボンは岩の汚れを拭き取っています。あぁ〜ビックリ…へこたれずに先に進みます。

数組のパーティを追い越し、先を見上げると長いクサリとロープが見えます。
だんべえさんが登りokが出たので、滑らないように一歩一歩確実に進みます。登りきってokの声をかけ見下ろしたら怖いっす。
次は鉄梯子が待ってます。手をかけなくても大丈夫そうですが、慎重に。。。その先にはナエバキスミレがお出迎え♪
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ユキワリソウが
お出迎え♪
サラサドウダンが
お出迎え♪
ラクダのコル到着
山頂ははるか先
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先を歩くだんべえさんが、おおーと声をあげてます。なになに?ユキワリソウです。斜面に沢山咲いていました。
やっと稜線に出ました。開放的で素晴らしい眺めですが、霞がかかっています。
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ホソバヒナウスユキソウ
長い鎖場
ヨツバシオガマ
アカモノ
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岩稜を登っていくとホソバヒナウスユキソウが咲いているのを発見。この先はかなり咲いており探しながら登るのは楽しいです。
長いクサリ場もあり、気をつけて登らないとね。
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氷河の跡から
エチゴキジムジロ
残雪は天然のクーラー
ザンゲ岩…本家本元
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かなり登ったはずなのに、山頂にはなかなか到着しません。こちらは、「氷河の跡」と呼ばれる一枚岩です。
バックに青空が見えてきたのでそれぞれをパチリ♪
ザンゲ岩の標が見えたけどいつもと違う場所だね?こちらが本家本元だそうですが肝心の岩を撮るのを忘れました。
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肩の小屋
トマノ耳(^^)v
(*'▽'*)わぁ♪ シラネアオイ
(*'▽'*)わぁ♪ コイワカガミ
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山頂の前に、肩の小屋にてペットボトルの補給をします。400円でした。

ここからトマノ耳は直ぐです。山頂は相変わらず混んでいるため、写真だけ撮りオキノ耳へ向かいます。
ここで嬉しい誤算が…シラネアオイやヒメイワカガミが咲いていました。
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ハクサンイチゲ
チングルマ
オキノ耳v(^^)
富士浅間神社奥の院
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早速写真を撮り先へ進むと、ハクサンイチゲとチングルマも咲いています♪
オキノ耳でも写真だけ撮り一倉岳へ向かいます。ここからは青空が広がり良い眺めです。
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キバナノコマノツメ
先へ進みます
素晴らしい眺め
一ノ倉岳へゴー
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ノゾキからはガスのため下は見えませんでした。でも見えたら怖いのでいいかな〜。
さっ一ノ倉岳を登らないと。ここは急坂ですが、一気に高度を稼げるので良いですね。
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一ノ倉岳v(^^)
一ノ倉岳から茂倉岳」を望む
雪田で遊んでるよ〜
一等三角点にタッチ
今日のランチメニュー
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フーフーとやっと山頂へ到着。ここからは朝日岳は見えましたが、白毛門は雲で見えません。今日の群馬方面は雲が多そうです。
ランチは以前馬蹄形縦走で食べた所にします。その前に笹の中の三角点をゲット♪

あらあら、楽しみだったランチの場所は雪田になっており座れません。雪の無い所を探し食べることに…
ここでこれからどうしようかと相談します。茂倉新道を下るか、戻って天神尾根にするかとね。
かなり体力を使ってしまったため、一ノ倉岳から谷川岳の登りを考えると恐ろしいので下りの多い茂倉新道を歩くことに♪
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ハクサンコザクラ
茂倉岳v(^^)
谷川岳が良く見える♪ この辺りはお花畑でした。
コシジオウレン
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ここから茂倉岳はそれほどかかりません。この景色もそろそろ終わりかな?で少しの間眺めていました。
避難小屋まではお花畑だとルンルンで下りていきます。
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オオイワカガミ
茂倉避難小屋の中
この尾根を下っていきます
ハクサンチドリ
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避難小屋は新しく、中も広くて綺麗です。トイレは二つありチョット使用してみました。

さて本格的な下りの始まりです。もしかして電車に乗れるかも?とハイスピードで(^^;;
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ツマトリソウ
ミツバオウレン
ゴゼンタチバナ
チゴユリ
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でもお花は見逃しません。このあたりは白いお花が多かったです。
長い稜線歩きは日差しが強く、かなり体力を消耗しました。喉もカラカラ、肩の小屋でボトルを補給しておいて良かったです。
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矢場の頭(1490m)
この様な道が多かった
登山口
鉄道の橋脚
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下りが飽きたころ、矢場の頭に到着。ここから1時間40分と書いてあります。先は長いなぁ〜〜〜
ここからは木の根が張り出した道が多く、長い行程を気を使いながら下りました。膝はがくがくで足の裏は痛くなって来ました。
でも電車に乗らなくちゃで休めなかったなぁ〜〜。

やっと平らな道になりホッとしました。こんなに長い下りは初めてです。登山口からは『雪国』文学散歩道になっており
トンネルを抜けると雪国であったで有名な、国境の清水トンネルの説明が標に書いてありました。
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土樽駅
電車に乗ります
土合駅
本当にお疲れ様でした
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土樽駅に到着しました。時刻を見ると2時間以上待たなければ…この駅は登山者だけが利用しているみたいです。
無人でキップは電車に乗ってから車掌さんから発行していただきます。230円でした。
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集合写真を撮らなかったので、氷河の跡からの写真を並べます(*^m^*) ムフッ
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谷川岳は雲の流れが早いので、良い眺めを見るのはなかなか難しいのですが、今回は良い眺めを見ることが出来ました。
だんべえさんは数回訪れ今回が一番良いと♪お初のふたちゃんはそんな良い日にあたりラッキーでしたね。
私はというと、今回のコースはハードで大変でした。下山後の顔の塩のザラザラは半端じゃなかったなぁ(^^;; 
でも谷川岳ってこうなんだと再確認し、その達成感は大きかったです♪だんべえさんふたちゃんご一緒してくださりありがとう♪
楽しい思い出がまたまた増えました。次は、西黒尾根コースを歩いてみたいな(^^;;

チョットだけ谷川岳のお話

谷川岳はオキとトマの二つの耳があり昔はそうに呼ばれていました。そして爼ー(マナイタグラ)を谷川岳と呼んでいた。

その後5万分の1地形図の誤記によって現在のトマ・オキが谷川岳になったといいます。

トマは薬師岳・オキは谷川富士の別称があります。そして遠くからネコの耳をきちんと立てたように見えるのも可愛らしいです。
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