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日 本 百 名 山 ( 群 馬 県 利 根 郡 み な か み 町 )
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昨年白毛門から朝日岳を登ったとき、みなまるさんから馬蹄形の話を聞きました。 その時は恐れ多い話だと思っていました。今年、だんべえさんと登った山で 馬蹄形の話になりテン泊で行けたらいいな〜とちょっぴり火がつきました。
思い立ったら吉日で、そろそろ行きますか〜でオフを立ち上げました。
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今回はシュラフなどいつもより荷物が多くザックをしょったら重い。これで登れるのかな?で当日が来ました。
気になるお天気は一日目はガスの流れが早く不安定なお天気でした。
二日目は晴れ。山は晴れが良いと浮かれてましたが返って厳しかったです。
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☆ 9月9日(一日目)のピーク ☆
◎トマの耳1963.2m ◎オキの耳1977m ◎一ノ倉岳1974.2m
◎茂倉岳1977.9m ◎武能岳1759.6m ◎七ッ小屋山1674.7m
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天神平8:00〜熊穴避難小屋8:40〜天狗の留まり場9:25〜天神ザンゲ岩9:57肩の小屋10:10〜
トマの耳10:20-25〜オキの耳10:55-11:00〜ノゾキ11:45〜一ノ倉岳(昼食)12:35-13:20〜
茂倉岳13:33〜武能岳15:05-10〜蓬峠16:00〜七ヶ小屋山16:55〜清水峠17:45泊
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☆ コースタイム 9時間45分 ☆ |
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当日、だんべえさんと合流し、土合橋近くの駐車場に向かいます。
一人用のテントを用意したのですが、共有できる物は一緒に使おうで車に置き荷物を分担します。
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土合駐車場
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人口の滝
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フニテル
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((((=・o・)ノゴーゴー♪
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みなまるさんは、遅れるとの連絡があったので先に出発。
今回はフニテル(片道大人1200円)に乗り天神平から出発します。
天神平に到着。みなまるさんからフニテルに乗る所だと連絡がきたので待ってました。
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そこでは小雨が降っていたので、レインウェアーを着ます。できれば着たくないですけどね。
さ〜出発。荷物が重いのとレインウェアーを着てるので登りがきついです。熱い熱い。
熊穴沢避難小屋で水分補給し雨も大丈夫そうなので上だけ脱ぎました。涼しく快適です。
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熊穴避難小屋
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いきなり鎖場
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若者がザンゲしてました
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長い階段
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楽勝と思っていた、天神尾根がこれほどきつく思えたのは初めてです。
荷物でずいぶん違うのねと身にしみて感じました。 荷物と言えば、登りながら枝に引っかかりよろけてしまいました。
危ない!!荷物に振られてしまう所でした。これから先も注意しないと…
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天神ザンゲ岩からも眺めはありません。二人の若者がザンゲをしてました。思わずクスッ
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肩の小屋
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↑トマの耳(^^)v
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トリカブトが鮮やか
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シモツケソウ
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長い階段を登って行くと、肩の小屋に着きました。ここもガスっています。
そこから少し登っていくとトマの耳に到着。やはり眺めはありません。今日は一日こんな感じかもね。
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オキの耳(^^)v
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迫力の雲海
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富士浅間神社奥の院
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読んだごとくね
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少し休憩してオキノ耳に向かいます。ここも眺めは期待できませんでした。 するとガスが急にとれ青空が覗きます。
撮らなくちゃでカメラを出すと、またガスで消えてしまいました。雲の流れが速いですね。
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次は一ノ倉岳に向かいます。
富士浅間神社奥の院から先は未踏の地なので、チョットわくわく♪
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若者がうぉ〜〜と
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イワインチン
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鎖場を降りてっと
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一ノ倉岳
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若者のパーティが近づいてきたので、道を譲り追い越してもらいます。
距離をあけ付いていくと前方でウォ〜と声が聞こえます。なになに?
瞬間的にガスが取れ山などが見えたようです。これって感激しますね。
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鎖場があったので降りようとしたら、みなまるなんがお花を発見。
イワインチンが咲いてました。この山には無いと思っていたので早速パチリ。
三人の目があると、見落としが少ないので嬉しいです。
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鎖場をおり歩いていくと、その先はきつい登り斜面が待ってました。
ヘーヘーしているので、写真を撮る余裕がありません。
一ノ倉岳に到着。お昼を食べようとしたのですが、賑わっています。
しかも標識に服が掛けてあり、位置の確認や写真が撮れません。
チョットマナーに欠けてるかな〜
済みませんがで、どけてもらいますが、慌てて撮ったので山頂(^^)vを忘れてしまった。
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通過して
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ここでランチタイム
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キンコウカだぁ〜
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タテヤマリンドウだぁ〜
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少し降りたところに、みなまるさん・だんべえさんお勧めの場所があるので、そこでランチタイムです。
なんと、キンコウカやタテヤマリンドウが、まだ咲いてます。貸切だったので大満足です♪
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↑茂倉岳(^^)v
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ここはヘーヘー
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モウセンゴケみつけた
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↑武能岳(^^)v
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次は茂倉岳へと向かいます。稜線歩きなので楽々ですが風が強くなって来ました。
茂倉岳の避難小屋は、素晴らしい建物らしいですね。今回はそちら方面に向かわず武能岳へと向かいます。
背丈の低い草をかき分けたような、雨が降って出来たような、そんな道を降りていきます。
時々、ミニカエルが跳んでますが、苦手なわたしは下るのに精一杯で、声も出せません。
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前方には時々、武能岳が姿を現します。大きいのね。ってことは登りが大変かも?
かもじゃなくて大変でした。ヘーヘーフーフーと…(^^;;
山頂からとても賑やかな声が聞こえてきます。到着してそれがなぜかが分かりました。
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ブロッケン現象
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まだまだ進みます
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ホソバコゴメグサ
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蓬峠
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ブロッケン現象が見えたのです。あっ珍しいねで、三人で手を振ったりしながら、自分の影を確認します。
二人のはしゃいだ様子、新たな面も見させていただきました♪
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更に進んで、蓬峠に到着しました。ここで三名のパーティが休んでいます。
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蓬ヒュッテ
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ウメバチソウ
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眺めはいまいち
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今日は?と聞かれたので、清水峠と答えたらビックリされてました。だってその時点で16時ころですもんね。
ヒュッテを通過するときも小屋の前にいた方から、あらっ素通り?元気だね〜なんて言われ…(^^;;
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木道があるのね
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まだ登ります
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↑七ッ小屋山(^^)v
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テント場はもうチョット
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七ッ小屋山まで行けば後は直ぐだからと向かいましたが、登りが長いです。
しかも七ッ小屋山から先も長いじゃないのよぉ〜。直ぐといったのは誰?(~ヘ~;)ウーン
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↑避難小屋です
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( ^_^)/▼☆▼\(^_^ )
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そして10日へ
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白崩避難小屋に着きました。外にいた方が、あれ?今から三人増えると入れないかも?
14名以上いるみたいです。いえいえテントですからと、裏に回ると宴会をしてました。
あの人数が避難小屋にね〜。すし詰め状態でゆったりと出来ないでしょうね。
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暗くなる前にテントを張ります。そして水場まで行きボトルにお水を詰めてきます。
さてと宴会の時間になりました(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ...
まずはビールで乾杯。そして日本酒も頂きました。つまみは持ち寄りで
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あの山は…あの時のオフは…今度はあそこに…あのコースで…と話が尽きません。
色々な話が出てきて面白いです。これも泊まりならではかな〜
心なしか二人とも顔が赤いぞ〜(*^m^*) ムフッ
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食事はおにぎりをほぐして、温めたカレーをかけて食べます。
これが美味しいんだなぁ〜♪
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集合写真(だんべえさんから頂物)
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就寝タイムになりました。シュラフに包まり、夢心地…でも外は風が吹いてます。
テントはバサバサと音を立てしばらくは眠りにつけませんでした。
そのうちウトウトと、気がつけば外は白んできてました。
避難小屋の人たちはのびのびとは寝られなかったでしょうね。私はいびきをかかなかったかが心配?(^^;;
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チョットだけブロッケン現象のお話
ブロッケン現象とは霧に映る自分の影の周りに虹のできる山岳現象です。ブロッケンの妖怪とか御来迎とも呼ばれます。
名前の由来は、ドイツのハルツ山地の最高峰であるブロッケン山(1142m)で多く見られるのでこの名前が付きました。
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