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GWは何をしようか?で、年末年始に訪れた四国遍路の続きを巡ることにしました。
基本的には歩き遍路ですが、今回はお寺間が長いので、公共機関を頻繁に利用します。
そうしないと一つのお寺まで二日もかかる所があるからなのです。
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札所二十三番・札所二十四番・札所二十五番・二十六番寺 4月29日(日)晴
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旅館6:30〜(0.5km)〜23番薬王寺着6:45-7:05〜(1km)〜日和佐駅7:22…JR牟岐線…海部8:00-8:05…
浅海海岸鉄道…甲浦8:23着〜時間調整〜安芸高知行バス9:54…室戸岬10:45〜(0.7km)〜
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24番最御崎寺着11:32-11:57発〜途中でお昼(6.5km)〜25番津照寺着14:10-40〜(3.8km)〜
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26番金剛頂寺着15:55-16:35〜(1.2km)〜民宿うらしま17:20
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☆ 二日目 移動タイム 12時間50分(参拝時間を含む) 約13.7キロ☆ |
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昨日の疲れも無く気持ちよい目覚めです。宿の朝食時間は配慮で早めにしていただきとても助かりました。
ポットにお湯をいただき、出発します。
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いただきまーす
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札所23番…薬王寺
(やくおうじ)
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わらじがでかい
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しょっぱなから長い石段
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宿から薬王寺まではすぐ到着します。駐車場に大型バイクが何台が止まっていました。
その人たちはお線香や灯明はあげない様に見えましたが、きちんとしていました。見かけで判断したわたしが恥ずかしい(^^;;
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大きいわらじは、誰が作ったのだろうか?石段は厄除け坂になっており、33段は女坂42段は男坂になっています
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これ何かしら?
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本堂です
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高台に建つ瑜祇塔
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日和佐駅から移動
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大きいすり鉢とすりこぎ棒に見えるこれは何かな〜?お線香がすりつぶしてあるように見えました。
電車の時間が忙しいので特急で参拝します。宿の配慮のおかげで予定の1本前の電車に乗る事ができました。
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↑ポインター 電車から
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甲浦駅
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時間調整で海まで
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可愛いマンホール
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甲浦駅に到着。ところが、バスが来るまで1時間以上の時間があります。まず休憩所でコーヒーをいれ飲みます。
これからどうしよう。歩きながら途中でバスに乗るか、ここで時間を潰すか?後者を選択しました。
それならばで海岸まで行ってみます。階段を上ると展望台になっておりここからの眺めは清清しかったです♪
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田んぼのあぜ道から
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ここから室戸岬まで
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↑弘法大志が悟りを開いた
御厨人窟
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↑美味しそうだったので♪
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バスに乗り込み、室戸岬へと向かいます。途中下車し「御厨人窟」へ寄りました。
弘法大志は、この洞窟で悟りを開いたそうです。洞窟から空と海が見えるため、空海の名をえたとも…聞きました。
タイミング悪いことに観光バスが来て、賑やかになりました。団体さんが退散するまでチョト待ちます。
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御厨人窟脇のお土産やさんを覗きます。お饅頭があったので早速買い、そして直ぐ食べました♪
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また登りです
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登山道+階段(^^;;疲れる
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タツナミソウ
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札所24番…最御崎寺
(ほつみさきじ)
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ここで、予習をしておけば良かったと後で後悔しました。乱礁遊歩道がありましたが、遍路道じゃないね。
と行かなかったのです。ここは四ヶ所ほど、逸話を伝えるポイントがありました。後悔先に立たずの心境でした。
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車道から山道に入りますが、ここの遍路道も勾配がありとても厳しいです。それでもお花が咲いていたのが救いでした。
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本堂です
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鐘石…試します♪
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室戸スカイラインを歩きます
高低差があるので、チョット
ビビリます。
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海で〜〜す♪
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本堂の手前で団体のお遍路さんが、なにやら叩いています。何か願い事?と見ていたら澄んだキレイな音がします。
大石の窪みにある丸い小石…わたしも叩いてみたいな〜と、団体のオバちゃんがいなくなるまで待ちました。
いなくなったので、早速場所を変えながらコンコンと…かーんと心地よい音がします♪讃岐の鳴石と言われているようです。
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本堂でお参りすると右手奥に、くわずいもがあるのが見えました。
昔小川で芋を洗っていたおばあちゃんに、弘法大師が「一つゆずって」と頼んだ所、芋を惜しんだおばあちゃんは
「堅くて食べられん」と断ったそうです。家に帰り煮て食べようとしたら、堅くてたべられなくなった。との伝説がありました。
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下山は、室戸スカイラインを歩きます。大きく蛇行し急な道なので疲れました。
でも、そこから見える眺めは視界を遮る物がないので素晴らしかったです♪
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きつねうどん
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可愛い暴風壁
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バイパスをテクテクと
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港もテクテクと
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下まで降りたので、何か食べないと…のれんが出てないけど、最初の食堂に入りました。
うどんとカレーくらいしか出来ませんけど、とお店の人が言ってましたが、それで充分ですと腰をおろします。
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渇いた喉に冷茶の冷たさが心地よいです。わたしはきつねうどんを、パパさんは大盛を注文しました。
ところが大盛がでかい器で出て来ました。圧倒され写真を撮るのを忘れてしまった。
お店の人の話だと、当日はお店を閉めていたんですって。私たちが入ってきたので食事を作ってくれました。
お遍路さんに対する配慮だったのですね。そしてサービスで卵焼きを頂ました。
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お店を出てから長い歩きになりました。バイパスは車の往来が激しかったので、わき道を歩いたりしました。
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あと1kmね
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札所25番…津照寺
(しんしょうじ)
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↑下りも怖い〜(^^;;
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小さかった本堂
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津照寺に到着しました。ここも長い石段があります。本堂は狭いので、手早くお参りし大志堂と納経所へと降りました。
ここで上のほうが賑やかなのが聞こえました。この石段はとても急なのに、家族で参拝してたおじいちゃんが孫をおぶって
降りるといってきかないようです。危ないよ〜って聞こえますが、下から見ても同感でした。
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買いました
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魚の天日干し
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日陰を歩きます
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荷物を預けます
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納経も済み次の札所へと向かいます。門を出てから、びわの販売をしてので立ち止まりました。
試食だけで結構ですと言われましたが、商売上手だわと買う羽目になりました。テクテクとしばらく歩きます。
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本日泊まる民宿うらしまさんに荷物を預け、金剛寺へ向かいます。
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また登るのです
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トキワツユクサ
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また長い石段(^^;;ふぅ〜
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札所26番…金剛頂寺
(こんごうちょうじ)
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荷物が無いとこんなに楽なのね〜。登っていくと、トキワツユクサが咲き乱れています。
キレイキレイで写真を撮りました。金剛山寺も大きくて印象に残る札所です。
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本堂で〜す
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一粒万倍の釜
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民宿うらしまさんの夕食
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そして4月30日へ
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お参りを済ませ、駐車場にあるお店でコーヒータイムです。ここは奥さん手作りの袋などが売られていました。
コーヒーを飲みながら、色々なお話が出来久しぶりにホッとできました。
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☆ 知っておきたい遍路用語 ☆
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◎ 札所(ふだしょ)…遍路たちが巡拝するお寺で参拝して納め札を納めるという意味。四国の札所には、本尊を祭る本堂と
弘法大師を祀る大師堂があります。順に参拝します。
◎ 打つ(うつ)…札所を巡拝すること。たとえば霊山寺を巡礼することを「1番札所を打つ」と言います。
◎ 順打ち(じゅんうち)…打ち始めの札所から番号順の時計回りに巡拝すること。
◎ 逆打ち(ぎゃくうち)…順打ちの逆に巡ること。道しるべは順打ちのために建てられているため、逆打ちは道に迷いやすい
◎ 通し打ち(とおしうち)…八十八ヶ所の札所全てを一度で打つこと。
◎ 区切り打ち(くぎりうち)…札所単位で区切って打つこと。
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