月山・姥ヶ岳 ( 1984m・1670m ) 7月22日(日) 曇・晴
( 東京都 奥多摩町 )
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お花の百名山である月山は以前から気になっていました。
先に登ったサラダさんの写真を見て登ってみたいなぁ。その願いが叶いました。
最初の一歩…大きく緩やかな広がりは信仰の山であることををひしひしと感じました。
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駐車場9:00…リフト…登山口9:30気研分岐9:38…姥ヶ岳山頂10:00-20…牛首分岐11:10…山頂下鳥居11:45…
山頂12:00−12:55…鳥居13:00…牛首分岐13:30…牛首下分岐15:53…姥沢小屋14:47…駐車場15:00
☆ コースタイム 6時間 ☆ 
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前日登った、西吾妻山の疲れはありません。7時からの朝食にあわせ、直ぐ出かけられるように準備をします。
クルマに乗り込む前に二人に待ってもらい昨夜チェックした歩道の駒を撮りに走ります。
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お世話になりました
歩道の駒をパチリ
まだガスっています
曇ってますねぇ〜
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山形自動車道の月山ICで降り、そのまま姥沢駐車場へ…ここで山さんの車を探しましたが見あたりません。
登っているのでどこかに有るのに(^_^;

駐車場からリフト乗り場まで歩いて行きます。途中の小屋で管理費200円を支払いトレッキング地図を頂きました。
この小屋の脇に一人の女性がいました。肩から腕の方へ冷却剤を当て三角巾で固定した姿でした。
転んで腕を痛めたのかしらね。わたしも気をつけねば…
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リフトに乗って
登山口です

((((=・o・)ノゴーゴー♪
アイゼンをつけます
そしてここを登ります
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月山ペアリフト(大人片道560円)を利用します。左手には大きくゆるやかな山が見え
綺麗〜ステキ〜これから登るのね、との気持ちが高まりました。

先に登った山さんからの連絡によると、分岐の雪渓から直と左の道があるので左へまわった方が良いとの
アドバイスを受けてました。ここがそうなのかな?でも左に踏み跡が見えません。
アイゼンを着け直登しました。この時点で、ボードを担いだ若者3名もいました。
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すぐ木道になります
姥ヶ岳山頂(^^)v
ここからの眺め素晴らしい

(がんちゃんから)
ご一緒の皆様と
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雪渓を登るとその先は木道になっています。広々として開放感たっぷりです。
振り返るとリフト駅や遠くの山並みが綺麗に見えます。

間もなく、姥ヶ岳につきました。絨毯までいかないけど、ニッコウキスゲが咲いています。
木道を一周出来、中心部にはミヤマウスユキソウやヨツバシオガマが咲いています。
遠くに鳥海山も見えました。今回の山は降らなければあちらの予定だったのね。
とAさん・がんちゃんの三人で食い入るように見てしまった。
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あぁ〜キレイ♪
気持ちの良い登山道♪
ウサギギク
ミヤマウスユキソウがいっぱい
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姥ヶ岳を出発し山頂を目指します。金姥までの稜線は眺めも良く歩きやすいコースです。いいな〜この道。
湯殿山分岐点から緩やかな登りになります。登りきると右手に雪渓があり、歩いている人がアリの行列に見えました。
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ヨツバシオガマ
タテヤマウツボグサ
シロバナクモマニガナ
鳥海山が見えます
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トウゲブキ
エゾシオガマ
ハクサンイチゲ
ミヤマリンドウ
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イワカガミ
ハクサンフウロ
↑ヒナザクラ…可愛い♪
ミヤマシオガマ・白も
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牛首の分岐から急に人が増えました。足下や服装を見ると軽装な人が多いです。
なぜ?月山は信仰の山なので参拝者でした。同じ目的の人は、登る人も下りる人もお元気です。
「どこから来たのですか?」「九州です。」「三回来ないと御利益が無いですよ」の会話をそうなんだ〜と聞いていました。
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ここ良い場所でした♪
この眺めいいなぁ〜
鍛冶稲荷神社
山頂まであと少しね〜
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徐々に急坂になってきました。お花を撮ったり振り返って眺めを見たり自己調整しながら登ります。

鍛冶稲荷神社に到着しました。ここで山さんから携帯電話が…今どこですか?
山さんは駐車場に着いたとの事でした。こちらの場所を伝えると山頂まで10分で着くそうです♪この情報も嬉しいです。
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一番高い所に神社

(がんちゃんから)
月山山頂
ここは静かで良い眺めです
タッチ
質素なランチ(^^;;
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山頂に着きました。月山神社とその下に頂上小屋が建ってます。神社は千と千尋の油屋という神様の湯屋みたいです。
白装束の信者の方と登山者の方が入り混じり、今までと違った様子に戸惑いも感じました。

山頂は何処かしらと?先に進みます。三角点までたどり着きました。雲海や山並みがとてもキレイです。
ここには山頂の標がありません。近くの方に聞いたところ、神社のほうにあるというのでそちらへ向かいました。
その神社、500円の料金がかかります。しかも撮影禁止…悩んだ末通過するのを諦めました。
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アオノツガザクラ
ミヤマガラシ
ショウジョウバカマ
山頂に池塘があります
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山頂は広々として、大勢の登山者がくつろいでいます。ここでのランチタイムは、美味しいですね。
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下山します
ホソバイワベンケイ
キバナノコマノツメ
振り返ると青空が♪
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下山もお花を探しながらです。振り返ると青空がきれい〜〜
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雪渓と稜線がキレイです

ミヤマキンバイ
牛首の分岐…左へ
↑ノウゴウイチゴ花と実
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下山時に見える眺めは素晴らしいです。同じ風景だけど何回もシャッターを押します。
牛首分岐の先で、白いお花を発見。チョウノスケソウに似てますが、葉が違います。なにかなぁ〜。
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ここを歩きます…ビクビク
スキーヤーが滑っています
牛首分岐下…左へ
空が眩しい〜♪
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その先の長い雪渓を下りていきます。滑りそうなので慎重に下ります。下の方ではスキーヤーが滑っています。
月山はスキーのメッカですが、この時期まで滑れるとは流石ですねぇ。

更に降りていくと分岐点に着きました。ここでどちらに行くか悩みます。
右は1km歩いて、リフトで降ります。左は姥沢まで2kmのコースです。
ここで左に進む方がいました。時間にしてどのくらいかと尋ねた所1時間30分かかるとの事
そんなに歩くのかと躊躇しますが、右は信仰の団体さんが多いので左を下っていくことにします。
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やっと逢えた…ハクサンチドリ
チングルマ
オオバキスミレ
リュウキンカ
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こちらのコースはお花が違いますね。道から谷へ向かっていくリュウキンカが見事です。
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ミゾホオズキ
姥沢小屋
↑ 走行距離(897.8キロ)
そして21日へ
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1時間弱で姥沢小屋へ到着しました。その少し手前で遭遇したくない物に出くわしました。
トップを歩いていた私は、道の中央に長い棒があるな?と進んでい来ました。
すると…その棒が動き始めました。キャーーー ヘビーーー思わず逃げてしまいました。あぁ〜怖かった。
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月山頂上小屋前にて(^^)v
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雨の予報で、これ以上悪くなる事もないかな〜で、出かけて良かった。日曜の好天はほんとうにラッキーでした。
そんな日にお付き合いくだすったがんちゃんと運転を引き受けていただいたAさんどうもありがとう。
Aさんの走行距離898キロは大変でしたね。お疲れ様でした。

初めてのメンバーでの泊まり。たまにはいいな〜って思いました。
そして偶然、山さんと遭遇したことも私にとって嬉しい再会でした。
これがご縁でどこかにご一緒できたらいいな♪ 楽しい思い出がまたまた増えました(^^)v

チョットだけ月山のお話

名前の由来は山頂にある月山神社の祭神・月読命(つきよみのみこと)を祀ることによるそうです。
古来から羽黒修験者の聖地とされ、羽黒山・湯殿山を合わせ三山信仰が確立された歴史の山です。
成層火山が侵食されて生まれた姿なんですね。

森敦さんの芥川賞受賞作『月山』の中でこのような描写をしています。
「臥した牛の背のように悠揚として空に曳くながい稜線から…」つかみどころが無い山容なのですね。

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