幌尻岳・戸蔦別岳(2052m・1959m)2010年8月26日〜29日(木〜日)晴
( 北海道 日高市 )

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数年来の憧れだった「幌尻岳」を登るチャンスがやってきました。
今回は渡渉があるため8月1日に入川で訓練を行いました。あとは濡れない様にパッキングをします。
山荘は自炊&増水などで足止めも想定し食料は多めに用意しました。
渡渉は沢シューズを履くため、登山靴も濡れないように入れます。かなり重い(^^;;
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26日移動&27日渡渉  
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28日  幌尻山荘3:55…命の水5:40-6:00…新冠分岐7:48…幌尻岳頂上7:55-8:20

幌尻岳肩8:55-9:05…戸蔦別岳頂上10:40-11:10…山荘分岐11:40…

六の沢13:20…幌尻山荘14:30   ☆ コースタイム 10時間35分 ☆


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☆   出発は真っ暗   ☆   ツリバナ  ☆   急坂が続きます   ☆  戸蔦別岳  ☆
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翌日は2時30分に起床しました。支度をしヘッドライトの明かりを頼りに登ります。
いきなりの急坂が延々と続きます。やっと眺めのある所に♪戸蔦別岳が見えます。
後で見えないかも?と言われ写真を撮りました。
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☆   命の水5分ほど降りる    ☆  ここから湧き出てます   ☆   命の水をゴクリ   ☆
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続く急坂を登ると命ノ水に到着しました。ここで休憩タイム。命ノ水を飲み軽く食べます。
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☆   エゾトウウチソウ   ☆     急坂です     ☆    幌尻岳北カール    ☆  
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ここから稜線まで急坂が続きます。キツイ山だわ(^^;;
やっと北カールの歩き易い道になりました。良い眺めです♪
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☆ アキノキリンソウ   ☆    チシマリンドウ    ☆   イワギキョウ     ☆
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☆   ナガバキタアザミ   ☆     ミヤマアズマギク     ☆    チシマヒョウタンボク   ☆
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幌尻岳のカールは大きいのね。と歩いていくとお花が出てきました♪
もう少し早い時期はお花畑が凄そう♪渡渉を考えるとまた来てみたいという言葉が出ませんが。
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☆ 新冠分岐 ☆  三角点にタッチ  ☆  山頂です   ☆  お昼はこれね  ☆
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分岐を過ぎると間もなく頂上に到着しました。素晴らしい眺めです♪
週間予報だと曇り雨で心配でしたが、そのような気配はありません。
交代で写真を撮りながら、顔はニンマリです。
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☆ チロロ岳・1967峰・ピパイロ岳・戸蔦別岳 ☆    戸蔦別岳へ向かう    ☆
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食事が済んだので戸蔦別岳へ向かいます。
大きく下って登るようです。2時間40分かかると聞きひぇ〜〜
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☆   七ツ沼カール&戸蔦別岳   ☆    振り返り見える幌尻岳   ☆
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七ツ沼カールが見えスケールの大きさをひしひしと感じます。
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最後の登りです。これがかなり疲れました。お天気が良すぎるからかな?♪
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☆  戸蔦別岳から幌尻岳 ☆ 山頂の様子  ☆  チロロ岳・1967峰・ピパイロ岳かな? ☆
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山頂に到着。360度の素晴らしい眺めです。幌尻岳の雄大さはをたっぷりと味いました♪
幌尻岳を背に見える眺めも素晴らしいです。トンガリピークの名前を尋ねると1967峰との事…
高さだけなんて勿体無い山名ですね。
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  ☆   アゲハチョウ    ☆    エゾヒメクワガタ   ☆    ミヤマキンバイ   ☆
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☆   下山します   ☆    タカネナデシコ    ☆   ユキバヒゴタイ   ☆
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下山します。一気に下るので、慎重になりました。
ここの山域でみられる、葉の裏が白い「ユキバヒゴタイ」を教えていただきました♪
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☆               登山道の様子            ☆ 分岐から幌尻岳 ☆
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下っていくと至仏に似た荒々しい岩が見え、そこの分岐で休憩します。
ここからの幌尻岳も素晴らしいです。
三本のスジは自然に出来た沢でその一つの上方が命ノ水の源になってます。
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☆ オヤマリンドウ ☆  ひたすら下ります ☆  ミヤマアケボノソウ  ☆  ひたすら下ります  ☆
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休憩後は長い急坂を延々と下ります。途中掘り返した跡が多々ありました。ヒグマの仕業らしい(^^;;
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☆  ひたすら下る  ☆ 六の沢からヤブコギへ ☆  休憩タイム    ☆   本日の夕食   ☆
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膝がガクガクになった頃、やっと六の沢へ到着。ここからアドベンチャーの始まりです。
予定では沢沿いの岩を歩けたようですが、水量があるため藪の中に突入です。
薮は前の人が見えなくなるほどの高さなので距離をあけると分らない…
後ろの人が来るのを待ちながら、前の人の声を頼りに進みます。

やっと藪漕ぎは終了。ここで休憩タイム。あとは沢沿いに歩き丸太の橋を渡って山荘に到着。
夕食の乾杯が美味しかった♪

今宵は熟睡と言いたかったけど、他のツアー男性の往復いびきでしばらく眠れなかった。
でも、私もいびきをかいていたらしいので眠れたのかもね(*゜.゜)ゞ

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29日  幌尻山荘6:35…四の沢7:30…取水口8:30…林道ゲート10:30

☆    コースタイム 3時間55分  ☆
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翌朝はパスタとコーヒーを頂きました。あとは帰るのみです。
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☆ 山荘からパチリ ☆  ヒダカトリカブト  ☆  ダイモンジソウ  ☆ 
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水に慣れたのか、渡渉は楽に感じました。(登りは20回・帰りは18回?)
すれ違いのツアーはお客とガイドの人数が同じと聞き、へ?殿様みたい!!

取水口で登山靴に履き替え、ゲートまで林道歩きです。ゲートに到着し皆で乾杯♪
ガイドさんはここで乾杯をするのを初めて見たとかなり笑ってました。とても美味しかった♪
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     ☆ 幌尻岳(ポロシリダケ)(^^)v ☆        ☆ 戸蔦別岳(トッタベツダケ)  ☆



追加です。ガイドさんから頂きました♪

        
☆    幌尻岳集合写真     ☆    戸蔦別岳集合写真    ☆
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水に濡れないようにと半端じゃないパッキングと登山靴を持たないとなどいつもにない装備。
そして渡渉するんだと出かける前から緊張してました。

雨で増水したら更に一泊すると言われましたが、好天に恵まれ予定通りに登ることが出来ホッ♪
念願の山を制覇できて嬉しかったぁ。会の皆様ありがとうございました(∩.∩)

チョットだけ幌尻岳のお話

アイヌ語で「ポロ・シリ=大きい・山」の意味です。

そして山の懐には、北カール・東カール・七ツ沼カールと三つのカールを抱いています。

日高山脈館の説明によると、幌尻岳はプレートどうしが衝突して地殻深部がめくれあがって露出したそうです。

地下深部のマントルの岩石(カンラン岩)など、地下深部の様子を直接観察できる様な事を言ってました。

(怪しい記憶ですが、ロマンを感じました♪)

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